プログラミングの仕事を受けるのに必要なスキルやレベル

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副業やフリーランスとして稼ぐためにプログラミングを勉強している方は、どのくらいのレベルで仕事を受けることが出来るのか気になるかもしれません。

ボクは、言語を覚えて小さいシステムを作れたら、もう仕事を請け負っても良いと思います。

覚えたての初心者が仕事を受ける事なんてできるのか?

と思ってしまいますが、その状態でも仕事を受けることは十分に可能です。

今回はその理由を解説します。

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全ての分野に精通していなくても良い

傍から見るとプログラマやSAはどの分野も一通り出来るように映りますよね。

しかし、IT業界はそこまで単純ではありません、分業が徹底されています。

フロントエンド、バックエンドとざっくり区別されていることはもちろん、その中でもサイト制作、AI、ブロックチェーンやOSデザインなど、その気になれば無数に区別することが出来ます。

プロとしてプログラミングの仕事を請け負うには、全般的な知識をある程度は持っていなければならない!

実際のところ無理です、そんなことをしていたら何年もかかります(笑)

お金を稼ぐことにフォーカスするなら、一つの分野を掘り下げて勉強したら数ヶ月で達成できます

1つの分野に特化すれば仕事は獲れる

一つの分野と言っても「一つの言語」という訳ではありません。

スクレイピング、ブラウザ自動操作、ブロックチェーン、機械学習など特定の問題を解決するための技術を指します。

習得したら、あとは求人サイトなどで自分でも出来そうな簡単な案件を粘り強く待つのです。

個人的にプログラミングを覚えて日が浅い方でも習得しやすいのがwebスクレイピング、ブラウザ操作だと思います。おまけにWebスクレイピング関係は依頼が多く、一回数万円の案件もザラです。

ボクもseleniumを使ったスクレイピングとブラウザ操作の基本を1か月ほど勉強して、ランサーズで自動予約システムの開発を受注しました。

依頼文を読んで「時間はかかりそうだけど、技術的に出来ない内容じゃない!」と飛びついたのを今でも覚えています。

【関連記事】ランサーズで初めてプログラミングの仕事したから感想とか語る

ランサーズやココナラは自前の技術を「出品」できる

技術を身に付けても、お客さんの要望に応えられる程の応用が利かせられる自信がない。

思うかもしれませんが、そこまで悲観することはありません。自分の技術をパッケージにして販売するという手もあります。

例えば、Twitterを自動操作する技術と形態素解析を習得したとしよう。

一見すると上記2つの技術はバラバラでは需要がないように見える上に「Twitter上で形態素解析をしてほしい」という依頼はあまり来ません。

しかし、上の2つをうまく組み合わせて、サイトのマイルームで説明付きで販売することで、その商品価値に納得してもらえた人に自分の設定した値段で売ることが出来るのです。

ボクもTwitterのフォロワーのプロフィール文章を形態素解析して、フォロワーがどんなことに興味を持っているのかをワードクラウドにして出力するサービスを出品しています。

仕事を請け負って、指示された内容が遂行できなかったら怖いと思うかもしれません。

しかし、自分が出来ることを売り込むので「出来なかったらどうしよう」という恐怖はないですし、アイデア次第で簡単な技術がヒット商品に化ける可能性もあるので、ぜひ試してみてもらいたいです。

結論:1分野を1~2か月も勉強すれば仕事は獲れる

以上、どの程度のレベルやスキルで仕事が受注できるかを紹介しました。

スクレイピングやブラウザ操作などの分野によっては初心者でも参入できる余地はあります。

総合的に考えると1つの分野を2か月ほど勉強すれば、月に3万円程の稼ぎになる程度の仕事は見つけることが出来ます。

それ以上の稼ぎを期待するなら、いくぶん高等な技術を身に付ける必要がありますが、それでも一年以内には月10万円前後の収入につながると実際に仕事を請け負ってみて感じました。