自転車に乗ろうとして、何の前触れもなくパンクしている事がありませんか?急いでいる時に気づいたらテン下げですよね。
一部の方は自力でパンク修理できるでしょう。しかし、たまにこういった事が起こります。
タイヤチューブに穴が空いていない…だとッ…!?
どうすればいいんだっていう話ですよね。今回は穴が空いてないのに空気が抜ける3つの可能性と対策を紹介します。
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そういう仕様のタイヤチューブ
10日くらい乗らないで、いざ自転車に乗ろうとすると空気がほとんど入っていないというパターンです。経験的にロードバイクなど競技用自転車に多いような気がします。
いや、流石に10日で空気が抜け切ることは無いでしょう。前のタイヤチューブはこんなこと無かったし。
確かにタイヤチューブはだいたい数週間ほど放置しても空気が抜けないよう設計されています。
しかしチューブによって空気をホールドできる期間に差があるのは事実で、とくにレースなどで使われる軽量のタイヤチューブは2~3日で抜けるのは普通です。
トラックレースなどで使われるチューブラータイヤに至っては毎回空気を入れるのが普通です。
それを知らずに一週間とか10日くらい乗らずにタイヤを確認すると「あ、パンクしてる」と誤解しまうのです。
この場合はパンクでも何でもなく、空気をキープする期間が短いだけなのです。
実は(スロー)パンクしてる
スローパンクといって、目に見えないくらい小さな穴が空いて、数日かけて空気が抜けることが起こります。
じつは何度もパンク修理している方がコレを見抜けない事があるのです。
水にチューブを沈めて泡が出している部分を見つけるのがよくある方法ですが、経験者は手や唇で穴を探します。
その時に穴が小さすぎて見つけられず「パンクしてないじゃん」と修理せず、また2~3日して空気が抜けるというのが繰り返されるのです。
普段使っているタイヤチューブが2~3日のペースで空気が抜けるならスローパンクの可能性があるので、念入りに穴を探した方が良いでしょう。
虫ゴムが劣化している
英式のタイヤチューブを採用しているママチャリに当てはまります。
ママチャリのタイヤチューブは虫ゴムというゴムの栓が埋め込まれていて、それで空気が漏れないようにしています。
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虫ゴムが雨などで劣化するとゴムが固くなり空気の密閉率が落ちます。これが原因ならば数分で空気が抜けるので「前日は乗れていたのに今日パンクしている」という場合はコレを疑いましょう。
虫ゴムは百均でも販売していて初心者でも簡単に交換できるので、年に一度くらい交換すれば予防できます。
まとめ
以上、パンク以外の理由で空気が抜ける可能性と対策の紹介でした。
一部の自転車屋さんは、手っ取り早く新しいタイヤチューブと交換するという選択肢を好みます。
そのほうが確実なので仕方ない面もありますが、その分工賃が高くなります。
自力で直すのが一番安いので、コレを機に幾つかのポイントを覚えておくのも良いかもしれません。
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