プロテイン=マッチョ?サプリとしての効果と飲み方

スポーツ

トレーニングの効果を高めるには栄養に気を遣わなければなりません。プロテインはそれを補助するためによく使われます。なぜプロテインが飲まれるのか、なぜアスリートだけでなくダイエット目的の方や一般の方も使えるのか紹介していきます。

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そもそもプロテインってなに?

プロテインという単語を聞くと、なんか危険な化学物質みたいなイメージが付いて回りますが、プロテインとは英語でタンパク質という意味です。

人の体は6割が水分でできているのは有名ですが、その次に多いのはタンパク質であるということを知らない人は意外と多いです。タンパク質は人体の2割を占めていて、筋肉はもちろん、内臓、血液、爪、髪、骨など様々な器官の基になっています。

成人男性に必要なたんぱく質の摂取量は、体重1kgにつき1g、体重が50kgなら50gが必要という事になります。白米を中心にした炭水化物メインの食生活をしている日本人はこの量を摂取できていない傾向にあり、それを補うためにプロテインを飲むという方もい実際にいらっしゃいます。

副作用はないの?

あいつはプロテインをヤッてるからマッチョなんだ。オレだってプロテイン使ったら、あれくらいなれるよ。

…というマッチョネタが昔からありますが、それは間違った解釈です。

プロテインをアナボリックステロイドなどの薬物と混同する方がいますが、プロテインは人体の2割を占めるタンパク質であるため、摂取しても全く問題ありません。むしろ普段の食事で不足する栄養を補うサプリメントとして捉えた方が正しいです。

他にも、プロテインはタンパク質であると知っていても「それを危険なレベルまで濃縮したもの」というイメージを持つ方もいますが、パッケージの裏面を確認すると、常軌を逸した量のタンパク質が入っているわけでは無いことがお分かり頂けると思います。

X-plosionプロテインの成分表示

これはボクが飲んでいるX-plosionのプロテインですが、成分表示を確認すると一食あたりのタンパク質の量は22.3gと書かれています。これは鳥の胸肉100gほどの量であり、必ずしもやばいレベルの内容量でないことが分かります。

どんな効果が期待できるの?

タンパク質は筋肉を作るのに欠かせない物質です。運動後のゴールデンタイムや寝起きに摂取することで傷ついた筋肉が修復され、以前よりも筋肉が発達します。

また、十分量のタンパク質を摂取していない場合と比べると筋肉の発達スピードが早まるので基礎代謝も上がり、ダイエットにも効果的だと考えられます。

現代の日本人はタンパク質が不足しやすい食生活をしています。筋肉だけでなくコラーゲンやホルモン、酵素などもタンパク質で成り立っているので、不足すると肌荒れや貧血、傷の治りが遅い、免疫システムや集中力低下の原因にもなります。こういった症状を予防するためにもタンパク質は日ごろから摂取しておきたいところです。

プロテインに限らず、タンパク質を多く含んでいる食品はたくさんあります。コンビニで売っている商品にも高タンパクな食べ物はたくさんあるので、ぜひご自身の目で確かめて頂きたいです。

どうやって飲むの?

プロテインは専用のシェイカーを使って飲むのが一般的です。しかし、会社など周りに人がいる場所でシェイカーを使うと目立って嫌という方はコップに水とプロテインを入れて、スプーンでかき混ぜても飲むことも出来ます。

あ、粉がダマになって底に残ってる…。

という事がよくありますが、水を先に入れてプロテインを後に注ぎ、上下に振るのではなくバーテンダーのようにシェイカーを回しながら振るとダマが残りません。コップで飲む場合は振るわけにはいかないので、新たに水を足して飲むのが無難です。

また、小麦粉を使わずにプロテインで作った「プロテインケーキ」など、一部の人は料理にも使うので、Youtubeなどで調べてみると面白いです。

まとめ

以上、プロテインの簡単な説明でした。プロテインは危険なものではなく、正しく飲めば体に良い影響を与えることがお分かり頂けたと思います。

アスリートはもちろん、ダイエットや食生活が気になる一般の方でも利用できる商品ですので、興味がある方はぜひ試してみることをお勧めします。個人的にチョコ味が好き。

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