コストコで実演販売している従業員がいます。実際に商品を調理して、なかなかの量を試食させてくれるのですが、このスタッフたちを見ていて気づいたことがあります。
コストコのスタッフは名札を付けていて、コストコのロゴと名前が書かれています。しかし、試食をさせてくれるスタッフの名札を見ると、コストコではなく、「CDS」と書かれているのです。
え、試食のオバちゃんって、コストコの従業員じゃないの?
そんな素朴な疑問が出てきたので、コストコで試食を配ってるCDSという人が何者なのか調べました。
コストコ専門のイベントマーケティング会社
CDSはクラブ・デモンストレーション。サービシズの略で、コストコの前身であるPrice Club(プライズクラブ)の実演販売を行うために1988年に誕生した会社です。
それから4年後に(コストコと一緒に)メキシコに勢力を拡大、韓国、2005年に日本、オーストラリア、スペインという風に海外進出を続けています。
ぶっちゃけCDSはコストコの子会社という風に考えても問題ないでしょう。しかし子会社とはいえ、その親は世界第2位の小売会社。その影響もあって9か国に範囲を伸ばし、従業員も3万人近くいます。
デモの有り無しで売り上げは変わる
公式ホームページを読んでいると、実例としてZiploc(ジップロック)が載っていました。
元々あまり売れていなかったらしいジップロックは、全国のコストコでキャンペーンを実施、実演販売するスタッフに商品知識を教え、4日間で2000回近いイベントで宣伝して、売り上げを1.5倍上げたそうです。
まぁ、2000回もやればそりゃ認知度も上がりますわな。実際便利だし、その後もどんどん売れたことでしょう。
コストコに限らず普通のスーパーでも実演販売が行われていることを考えると、やはりその効果は大きいようですね。
でも、2000回近いイベントをしたCDSも凄いけど、それほどの金をつぎ込んだジップロックの資金力のほうが凄いなと思ったのが率直な感想です(笑)
平日と休日で変わる実演販売の時間帯
余談ですが、CDSの従業員に試食を配っている時間帯を教えてもらいました。
平日はオープンから17時30分まで、土日と祝日はオープンから19時30分までやっているそうです。閉店が20時なので、意外と早く引き揚げる印象です。試食を期待して「あれ、もうやってないじゃん」というのは避けたいところですね。
まとめ
以上、コストコで試食を配っているオバちゃん、CDSとは何者なのかの紹介でした。
今までコストコの従業員が試食をやっているものと思っていたので、コレを知って「へぇ~」ってなりました。
とはいえCDSはほとんどコストコの子会社のようなものですし、肉やケーキの試食をさせてくれる人はコストコの従業員だったりで、その辺はもう少し例外があるようです。
今度コストコに買い物しに行った時、友人に教えられる雑学がまた一つ増えました(笑)
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