今どき使い捨てカイロをみんな使っていると思いますが、燃料オイルを注入して本体を使い捨てない「ハクキンカイロ」というものがあることをご存知でしょうか?
東急ハンズで売っているのを見つけたんですが、アマゾンの方が500円くらい安かったのでポチっちゃいました。

ハクキンカイロってどういうカイロ?
見た目はライターみたいですね。
ミニサイズを買いましたが、iPhoneESより一回り小さいぐらいです。
ちなみに引口がライターとはちょっと違います。
燃料(この場合はベンジン)を本体に注いで、気化した燃料をプラチナと化学反応を起こして、その時に発生した熱で温かくなるんですね。
ハクキンカイロの使い方
ベンジンを本体に充填します。燃料は指定のベンジンを使うのが基本ですが、Zippoのオイルを使うこともできるようです。
まずはカイロの火口を取り外し、備え付けのピンクの容器を設置します。
次に燃料を容器に注ぎ、一定量入れたら容器をひねり、燃料を本体に注ぎます。
注いだら火口を元に戻し、ひっくり返してベンジンがしたたり落ちないか確認します。滴り落ちる場合はベンジンの入れずぎ、または本体になんらかの問題がある可能性があります。
確認したらライターを火口に火を一瞬近づけます。火口を「燃やす」わけでなく「温める」というイメージです。1〜2秒で大丈夫です。
カイロを使っているうちに一部の人は「臭いが気になる」と思う方もいるのではないでしょうか。

匂い自体は気にはならないけど、吸い続けていて健康に問題は出ないの?
実はハクキンカイロから出るガスは炭酸ガスと水なので、健康には全く問題ありません。
ミニサイズのカイロは18時間も保温効果が続きますので、外作業やキャンプなどで屋外にいることが多い方にとって、心強い味方になることでしょう。ちなみにジャイアントサイズは最大30時間も持続します。
暖房器具だけど「手間」を楽しむ道具
暖房器具としてハクキンカイロを買ったのが動機ですが、こういう「一手間かかる道具」なのも魅力ですよね。
パイプタバコとか、万年筆とかを好んで使う人には分かってもらえるのではないでしょうか。
ちょっと不便だけど使えば使うほど味が出て、そのうち愛着が湧いてくる、みたいな。
そういうアナログな道具に最近は惹かれるんですよね。
これからもそういう道具を見つけたら、また紹介します。