ノンフィクション

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軍事力を外注「民間軍事会社の内幕」

「民間軍事会社の内幕」 (著) 菅原 出 (出版)ちくま文庫 安倍政権のマニフェストの一つに「憲法9条の改正」があります。 実質的に「自衛隊の軍事介入を許す」ための取り組みですが、場合によっては私たち民間人も戦場に駆り出されるという事も考え...
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ボーッとしてる方が脳は活発「意識と無意識のあいだ」

「意識と無意識のあいだ」 (著)マイケル・コーバリス (出版)講談社 本書は意識を集中させている時の脳の活動ではなく、集中していない時の脳の活動状況についてフォーカスされたいわば「ぼんやり脳の活動報告」です。 人間は一日の50%をボケッと無...
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オオカミに導かれて向かうは「最果ての森」

「そして、ぼくは旅に出た」 (著)大竹英洋 オオカミの夢を見た。 そんなささいな動機でアメリカの「最果ての森」と呼ばれるノースウッズを訪れようと考える人が何人いるでしょうか。 この本は大学卒業後カメラマンを志した青年が、オオカミ撮影の第一人...
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世界最大のサイバー犯罪に手を染めたハッカー「アイスマン」

「アイスマン」 ケビン・ポールセン ネット犯罪という言葉を聞いて久しいです。 クレジットカードやATM、Amazonなどインターネットを介した現金を使わない決済方法が一般化しはじめた頃とおなじ時期だと思います。 それ以前は「個人情報の保護」...
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遊動から定住にシフトした人類は正しかったのか?

「人類史のなかの定住革命」 (出版)西田正規 人類史は季節に応じていろいろな場所へ居住地を変える「遊動生活」と、年間を通じて一つの場所で住み続ける「定住生活」の両方を採用してきました。 本書は「遊動生活」と「定住生活」の二つの性質を説明して...
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ジブリアニメの「色」を支えた職人

「アニメーションの色職人」 (著)柴口育子(出版)徳間書店 スタジオジブリには製作スタッフが大勢いますが、宮崎駿や高畠勲をして「この人がいないとやっていけない」と言わせた人物がいます。 それが今回の主人公、保田道世さんです。彼女は色彩設計と...
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ホリエモンの「寿司修行は10年もいらない」を証明した鮨屋

「寿司修行3ヶ月でミシュランに載った理由」 (著)宇都 裕昭(出版)ポプラ社 むかし、ホリエモンこと堀江貴文氏がツイッターで「寿司職人の10年修行は時間のムダ」と発信したことが話題になりました。当時は堀江氏に対し批判的な意見が多かったですが...
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ヘンリーフォードが語る「従業員の在り方」と「1日8時間労働」の真意とは

「蓑のハンドル」 (著)ヘンリー・フォード (出版)中公文庫 アメリカの自動車王、ヘンリーフォードが「会社・経営とはなにか」という持論を展開させたビジネス本です。 ヘンリーフォードは、当時とても高価な乗り物だった自動車を独自の技術で改良、フ...
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ベテラン社員が会社を辞めるときに思った「あの時~しとけば良かった」

「僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと」 (著)和田一郎 (出版)basilico この本は著者が長年勤めた会社を退職したときに気づいた「あの時~していれば良かった」を12の項目に分けて書かれた本です。 本の内容は一部ブログで...
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キミは最期に何を後悔しながら死ぬ?「死ぬ瞬間の5つの後悔」

「死ぬ瞬間の5つの後悔」 (著)ブロニー・ウェア (出版)新潮社 この本は長年訪問介護の仕事を請け負っていた女性が、幾多の患者の最期を看取った体験をもとに書かれた本です。 著者のブロニー・ウェアはもともと緩和ケアの体験をブログに書いていて、...